CLUSH HONEY~V系彼氏と、蜜より甘く~
「えっ……?」
「アヤ…会いたかったんだ…俺も……」
私の膝に仰向けに頭をもたせかけたキリトが、
ゆらゆらと手を差し伸ばして、首にキュッ…と抱きついてきた。
「キリト…酔っぱらってるの…?」
「酔ってない……」
首筋に腕を絡めたまま、少しだけ身体を起こして、
「キス…したい…アヤ」
と、潤んだ瞳を向けた。
「…大丈夫なの?」と、顔を寄せると、チュッ…と唇に軽く触れられた。
「キリト……あなたにそうされたら…もっと、したくなるじゃない……」
「して…もっと…」
甘ったるい声で言うキリトの、やわらかな唇に、自分の唇を重ね合わせた。