イマカレモトカレ 永遠の愛は?

夢子と貴弘side②




夢子&貴弘side②


夢子が営業に向かった
HONDA建設にて・・・。


「お世話になりますシステムズ
西山です」


「あ~システムズさん
お世話になってます」


「仕事の依頼を求めてやって参りました
えっと 前田さんお願いできますか?」


「前田ですか・・・
あっ!前田でしたらお昼までは
お休みを取られてますね」


「そうですか」


「第2会議室でお待ち下さい
別の者を呼びますので」


「わかりました」


前田さん居ないのか
残念!


夢子はお気に入りの前田さんと
会えず少しがっかりしていた。


「お待たせしました
代理の池谷ともうします」


名刺を差し出し自己紹介をしたのは
池谷正利と言って30才を
軽く超えてるベテランさんだった。


「本日は新商品のご案内のために
パンフレットをお持ちしました」


いつものざっくばらんな交渉と違って
堅い雰囲気に肩が凝りそうになる。


一通りの説明は済ませ
何かの時には
うちの商品を依頼下さいと
頭を下げた。


「一軒請け合ってるのがあるから
システムズさんのこの商品を
推しておきますね」


「はいよろしくお願いします」


< 103 / 187 >

この作品をシェア

pagetop