イマカレモトカレ 永遠の愛は？

イマカレと初喧嘩

「乃愛！今日ご飯行かない？」


仕事が終わると夢子がご飯に行こうって。


「今日何曜日だっけ？」


「今日は木曜日よ」


「じゃあいいよ」


「あ・・・金曜日がダメなんだよね
商社マンとデートだからね」


そう和典さんと火曜日と金曜日は
会う日！と決めている。


忙しい和典さんがこの二日間は
フリーで居てくれるのだ。


今週はあたしの方が都合が悪く
火曜日に会ってないから
曜日がわかんなくなりそうだ。


「しかし商社マンの事
本気になるとは想像外よ！
あれだけ親の言いなりには
なりません！って言ってたのに
これだからね」


「フフフ」


「フフフじゃないわよ
デレデレしちゃってさ
でも安心よ
前の人は最悪だったもんね」


「ケチだったよね
１円単位でも細かい人だった」


「明光(夢子の彼)の紹介だったけど
あんな細かい人だとはわかんなかったよね！
まぁ～紹介した明光ですら
マジかよ？みたいな感じだったしね」


そう夢子の彼の知り合いってことで
紹介してもらったけど
あれはだめ！これはダメ！
いちいちめんどくさい人だった。


１ヶ月で本性がわかってよかった。