イマカレモトカレ 永遠の愛は?


ピコンッ
ラインが届いた。


あっ・・・グループラインだ。


送り主は船越さん。


【今何してますぅ?】


【女子会】(あたし)


【いいっすね!】(船越)


【今日はね 乃愛の傷心を癒そう会よ】(夢子)


わっ!余計なことを・・・
でも一人既読されてない。


それは貴弘
忙しいのかな?
携帯も見ないなんて・・・。


【傷心って???
まさか彼氏と別れたんですか?】(船越)


【まあ・・・】(あたし)


【そーっすかぁ!
後で個人的に門倉さんラインしまーす】(船越)


【あれ?船越くん
やけに積極的だね(笑)】(夢子)


【当たり前っす!
狙ってますから】(船越)


【ウケる】(あたし)


【冗談じゃないですよ!
バリバリ本気っす!】(船越)


夢子が隣で
「狙ってますっ!
本気だって」と笑ってる。



「何が狙ってるんですか?」
エリがあたしたちに聞いた。


「業者の人がね 乃愛のこと
彼氏と別れたのなら狙ってますって!」


「えー!!いいじゃないですか!!
すぐに出会いがあっていいですね」


「待って!年下よ?どうなん?」


「年下もなんもないですよ!
愛には年なんて関係ないですから!
愛されるのが一番です」


そしてみんな
勝手に盛り上がってるけど!
もー!!!夢子ったら!





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