イマカレモトカレ 永遠の愛は?
「マジで殺されるかと思った
それくらいの剣幕だった」
「あんた大丈夫?」
「うん・・・
でも それが過ぎたら
いつもの和典さんに戻ってるし
やっぱあたしが悪かったなって
思ったんだ」
「でもさ!それって
別に好意があるわけでもなく
普通にご飯を食べに行っただけでしょ?
そんなの日常あることでしょ
うちの明光はそこまで言わないよ?」
「うん・・・そうだね」
「また付けられた?」
「何を?」
「マークよマーク」
「ああ・・・まぁね」
「やっぱり異常よ!変よ!」
「あの人ばっかりが悪い訳じゃないし
あたしにも責任あるし
ただね めんどくさいところもあるんだ
飲み会だと言ったら
誰と行く?とかいちいち聞くし
自分はどーなん?って話よね」
「別れた方がいいんじゃないかな?」
「えっ?」
「殺されるかと思ったってあんたが
言ったじゃんそうなったときには
遅いよ?」
「あはは 大丈夫よ
殺されるって半分大袈裟に言っただけだし」
「そーなん?それならいいけど
でも!前も言ったけど
いつでも相談してね
そしてご飯食べなきゃ」
「うん・・・ありがと」
夢子に少し話して
胸がスーとした。
誰かに聞いてもらいたいことも
あるけど恥ずかしくて言えないし・・・。