イマカレモトカレ 永遠の愛は?
また そのキスが上手くて
ワインの酔いと共にとろけそうになる。
『ハァ・・・』
あたしの口から思わず出た吐息。
「乃愛さんって感じやすいタイプ?」
「違う・・・」
ううん 違うくない
すごく気持ちいい。
こんな濃厚なキスは久しぶり。
そのうっとりとするキスは
止まらない。
そして和典さんの手は
あたしのカーディガンを素早く脱がし
ブラウスのボタンを外し始めた。
「いいよね?」
改めて問いかけられ
あたしは無言のまま頷いた。
すると今まで
紳士だった和典さんは
勢いよくあたしをソファーに押し倒した。
「か・和典さん」
「その目ヤバイよ
オレのスイッチをもっともっと
入れてくる」
そのつもりはないけど・・・。
あっという間にあたしの服は
何もない状態に・・・。
和典さんの舌は顔・・・
首筋・・・
次第に降りてくる。
その度にあたしの口からは
吐息が漏れる。
「ハァ・・・ズルい!」
「うん?ズルいとは?」
あたしの顔除き込む。
「あたしだけこんな格好で
和典さんは・・・」
服を着たまま。
「あっ!俺も脱げってことね」
とさっさっと脱いだ。
身体を鍛えているのか
腹筋が割れてて絞まってて
今からこの身体に抱かれるのかと思うと
もう頭が真っ白になった。