彼氏は幼なじみのイケメンくん。
『で、翔はなんで呼ばれたの?』



「うーん。多分あいつの父親とかに政略結婚でも申し込まれてるのかな?」



『笑笑(*^^*)それ爆笑なんだけど。翔の結婚相手決まってるのに。』



とっくに翔のお父さんと私のお父さんが私たちの結婚を決めている。



私としては嬉しい限りだ。



「翔、私に愛想つかしてほかの人と結婚したくなったらどうしよう。」




『まぁ、あいつの溺愛っぷりなら絶対ないけど…その時はその時でしょ。』




「そうだね。」




『さっ、もう寝よっか。明日仕事ある?』



「明日は午後からだったかな?」



『私、明日OFFだから体調良さそうだったら一緒にショッピング行かない?』




「行きたーい!」




『柚子も一緒だけど。』




「ゆずちゃんいるの!?行く!行く!
あ、でもふたりの時間邪魔しちゃっていいの?」



『菜緒は私と柚子のご指名だからさ!』




「やったぁー!」




『だから、明日は体調崩さないでね。』




「はーい!洗い物して寝る!」




『いいよ。洗い物しとくからさ。』




「え、それくらいやるよ。」




『いーの。もう寝なさい!』





「ありがとう。おやすみなさい」




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