彼氏は幼なじみのイケメンくん。
忙しいのか社長はさっさと帰ってしまった。


時計をみるともう夜の8:00。

「翔。明日仕事でしょ?もう帰って」



『兄貴?今日泊まっちゃダメ?』




『ダメ。』



『っ!?なんで?』



『お前の彼女が帰れって言ってるだろ。』



「翔、私大丈夫だから。明日仕事なんだから帰って休んで。こんな時間までわざわざありがとね」



『はぁ。わかったよ。大人しくしとけよ。お大事に。』



「はぁい。」



と言って翔も帰って行った。



隣を見ると蒼くんが着々と簡易ベットを用意している。

「それどうするの?翔帰ったじゃん。」



『梓菜ようだよ。あいつのことだから帰りたくないとかいうだろうしな。泊めてやって』



「ふふふっ。蒼くんほんとにお姉ちゃんのこと詳しいよね笑ラブラブだね。」



『お前らだって、この前テレビでみんなの前でチューしてたじゃん。』



「あれはっ!翔が、、、勝手に…。」



『はいはい。菜緒?食欲ある?』




「いらない。」




『ん。じゃあ点滴入れとくよ。熱高いし、もうねてくださーい。』



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