キスシリーズ~はぐらかしキス~ 短編
智晴ほんとにわたしのこと好きなのかな?
告白したのもわたしからだし、もしかしたら智晴は断るのもめんどくさくてOKしたのかもしれない。
な、なんか自分で考えてて泣きたくなってきた…。
「みつ…「ちっはるー!」
智晴が何か言いかけたのを遮って入ってきたのは、智晴の友だちの勇希くんだった。
「うるさいな」
「まぁまぁ。美月ちゃん久しぶりー。最近顔見てないからどうしてるのなぁとは思ってたけど、元気そうだね!」
「美月の顔見てないのは勇希が授業サボってるからだろ」
「それもある!」
勇希くんそこは自信を持って言うところじゃないよ…。
勇希くんてば、サボりぐせまだ直ってなかったんだ…。