小説、読まさせて頂きました(*´∪`)
主人公の万実は極度の人見知り。
ある日の放課後、忘れ物を取りに行った際、男子達が自分の話をしているのを聞いてしまう。
みんなが『可愛い』等と言うのに対して『俺は嫌い、タイプじゃないし、むしろ苦手』と話す山崎君。
それを聞いた万実は山崎君を“苦手”と思うが、山崎君に好きな人がいると聞けば胸が痛んだり‥‥。
苦手と思うこと、そして彼の言葉に嫌われているんだと思ってしまうことで自分の気持ちにも素直になれない、そんな姿が初々しかったです。
短編にも関わらず、丁寧に気持ちの変化などが書かれていて情景を思い浮かべながら読むことが出来ました。
ラストもとてもドキドキで、是非読んでいただきたい作品です!