愛してはいけない
ー1時間後ー
「じゃあ、この流れで進めましょう」

ステラはにこやかに微笑んだ

「そうだな、当日が楽しみだ」

「ええ、レン様、きっと喜んでくれるわ」

レオとカレンはそう言い立ち上がった

「あ、待って。紅茶飲んでいって」

「忘れてた、いただくよ」


『レン兄様、悪いけど思い出させていただくわ』

ステラはカレンとレオに睡眠薬入りの紅茶を飲ませ、二人を寝かせた

「失われし記憶を戻し、呼び起こせ」

ステラが魔法を使う

二人は光に包まれ、深い深い眠りについていった
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