愛してはいけない

母との再会

「大きくなりましたね。レオ、ステラ」

とても優しい笑顔で微笑む女性。

「おかあさ、ま....」

レオとステラは目を見開く。

「お母様!」

二人が叫ぶと、女性は微笑んだ。

「レオ、ステラ、幼き頃に一緒にいてあげられなくて、ごめんね。私は今、あるお方の元で治療をしています。肉体は14年前に、壊れかけ、やっと、ステラのくれたペンダントに依りしろにし、話すことが出来ています。レオの話の通りあなた達の父は魔王ではありません。あなた達の父は、フォルティス。かつて、魔王の忠実な騎士でした」
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