死神からのメール
あれからもう1時間以上経過していた。
分かった事は、私たちの身近にいる人が送っているってこと。
それと、島崎さんが……
原因じゃないかってこと。
クラス皆で話して出た結果だ。
島崎さんが亡くなる前クラス大半の子達がいじめていた。
私は見ているだけで怖くて何も出来なかった。
葉月に逆らうことが出来なかったんだ。
だから、仕返しに島崎さんが皆を殺しているって……
皆が口々にそう言うんだ。
「絶対島崎さんの呪いだよ。」
「でも、どうして……?」
「ほら、うちらいじめてたじゃん。仕返しにクラス皆1人ずつ順番に……」
私たちは急に怖くなった。
雅ちゃんの次は、私だとか……
「いつかは、皆消えちゃうのかな……」
「やめてよ!そんな事言うの……」
「皆一旦落ち着こう!喧嘩してる暇なんてないよ。今は、とにかく皆で雅ちゃんを守ろう」
「確かに犯人が見つからないんだったら皆で守るしかないよな」
私たちは雅ちゃんから離れないように搜索を続けた。