死神からのメール



あれから教室に戻って皆で色々話し合った。



とりあえず携帯は麻衣子が預かることになった。




「麻衣子……やっぱりあの事故何か関係してるのかな??」



「かもしれないね…。事故が起こってからあのメールが届き始めたんだもん。」




「でも、これだけ監視してればメールは、届かないよね!」



「だといいけど。」



「え…?」



「だって、ただの監視くらいで諦めるような犯人ならさ、たいしたことないよ。すぐ捕まえられる。」



それもそうだけど……。
じゃあ、あの知らせはまだ届くの??




「早く犯人見つけないと。いつかは、私達の番が来る。」




私達の番……。
このままにしておけばいつかクラス皆殺されてしまうだろう。



なんとかしなくちゃ。



「とにかく、また新しい動きがあったら教えて!」



「分かった。」




その日の放課後。
事件は起こった。





「皆っ!大変だよ!」
教室の前のドアから勢いよく麻衣子が入ってきた。



「どうしたの?!」



「村西君と紗百合ちゃんが何処にもいないの!!!!」



え…?!
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