死神からのメール
3時間目
私たちは、必死に送り主を探した。
だけどそう簡単には見つからなかった。
「あと、2時間後が丁度……5時間後。間に合うよね?」
「雅ちゃん……」
雅ちゃんは、必死に手掛かりを探していた。
「間に合わせないとダメだよ。」
「もっと搜索範囲広げよっか!皆協力して。」
『分かった』
私たちはY交差点の近くまでやってきた。
「ここって、事故があったところだよね?」
道路の隅に花やお菓子などがお供えしてある。
クラス皆で手を合わせた。
「そういえば事故で亡くなった島崎さん……」
「どうしたの?」
「ううん、なんでもない。」
私はあの場所に行って何か分かったような気がする。
もしかしたら……