三角の複雑な恋
ー頼saidー
いつもの朝がやってくる。
俺は、熊谷 頼。
高校2年生。
(今日も学校か。)
皆は学校に行きたくないと思うが、むしろ俺は行きたい。
なぜなら、蜜といられるから。
蜜は、俺の幼なじみの美園 蜜。
蜜とは、小さい頃から一緒。
で、物心ついたときから俺は蜜のことが好きだ。
多分、蜜は気づいてないんだろうな。
ほんと鈍感すぎ。
俺は、成績も良ければ、運動神経もいいから上の学校には簡単に行けた。
だけど、蜜とは離れたくないが為に蜜と同じ下の学校に進学した。
俺はすぐにベッドから出て制服に着替える。
今日から夏の制服だけど、男子は対して冬と変わらない。
鞄を持ち、リビングに行って朝食を食べてから家を出る。
慣れている道を歩いてると前には大好きな人が歩いていた。
「おはよ、蜜」
「おはよう、頼」
「蜜、夏の制服も似合ってるじゃん」
「まぁ、制服で選んだようなもんだしね」
って言いながら笑ってる。
(笑ってる顔、本当に可愛すぎる。)
色々考えていると、俺は突然、
「可愛いじゃん」
と、言っていた。
(俺、何急に言ってるんだよ。絶対、変に思われたじゃん、。)
「なに急に。頼、熱でも出たの?でも、頼もやっぱり夏服も似合ってるよ」
(え、今なんて?蜜の口から似合ってる?)
「そ、そーか?」
「うん、カッコイイ」
蜜の口からカッコイイって言われると頬が緩んでしまう。
俺どんだけ蜜のこと好きなんだよ。
「...なぁ」
早く自分のものにしたい。
「んー...?」
先に歩く蜜が後ろを振り向き止まる。
「...」
「頼どーしたの?」
「...、いや、なんでもねぇ...」
自分のものにしたい一心で通学途中で告るつもりだった。
でも、蜜ともう少し普通の関係でいたいから言いかけたがやめた。
「...?そっか。あっ、時間!」
蜜との時間が良すぎて学校なんて忘れてた。
「ヤベっ。走らないとだぞ!」
俺は咄嗟に蜜の手を掴み、学校まで走った。
教室に着いて席に着くと優人が来た。
鈴木 優人。
優人も俺と蜜の幼なじみ。
優人も運動神経抜群でそこそこ頭が良くて、かなりモテる奴だ。
絶対にスポーツ推薦もらってるはずなのになんで俺達と同じ学校?
まさか...な...。
「おぉ、優人おはよ」
俺は明るく挨拶する。
「おっ、頼おはよ。ってかさ、今日から夏服なのか。みーつ、可愛いじゃん」
え、優人は蜜が好きなのか?
もし、優人までもが蜜を好きだったら...。
蜜はどっちを選ぶ?
モヤモヤした気持ちで1時間目の授業を受けていると蜜が指されたのを俺は後から見る。
蜜は必死に無理だと先生に言ってる。
(やっぱり、可愛いな、蜜。)
慌ててる蜜の後ろ姿を見つめ、ついつい心の底で笑ってしまう。
「無理って...1時間目からぼーってして、熊谷と鈴木に可愛いって言われて浮かれてるからだろ?」
(なんで俺と優人が巻き込まれてるんだよ。しかも、なんで先生知ってるんだ。)
「はぁ、じゃあ、美園は分からないみたいだから特別課題を出すとして、この問題を...熊谷にお願いするか」
俺かーい。
まぁ、蜜の為にやろう。
俺は前に出て問題を解く。
(これ、簡単だ。)
先生と秋菜が言い合ってる間に終わった。
「先生、出来ました」
「熊谷、正解だ。さすがイケメンだな」
先生に言われるより蜜に言われたい。
問題を解き終えて席に戻る時に蜜の耳元で、
「ドンマイだな」
と、言うと蜜は涙目で俺を見てきた。
(そんな姿でさえも愛しさを覚える。)
俺、変態で異常だな。
そんな自分に笑ってしまう。
放課後になり、俺は帰る支度をしていた。
今日1日も、もう終わりだ。
この2人といるといつも1日の時間があっという間すぎる。
俺は支度が終わり、前の席にいる蜜に声をかける。
「蜜、帰れるか?」
「うん、終わったから帰れるよ」
「じゃあ、帰るか。蜜、特別課題やらないとだろ?」
特別課題という単語を出した瞬間、蜜の顔は強ばった。
(あっ、これは忘れてたな。)
「教えてあげるから帰って課題やろ」
教えてあげると言うと、蜜の顔は笑顔を取り戻し、万円な笑顔でお礼を言われた。
2人で課題をやると約束をしているうちに支度を終えた優人が近づいてきた。
「そこでイチャるな。さっさと帰るぞ!」
(蜜とイチャイチャ出来るならしたいくらいだわ。)
心の中で優人にツッコミ、先に歩いて行った優人の背中を追いかけ蜜と走った。
蜜を手に入れたいが、3人での生活もなくしたくない。
ーだけど、それは難しいことを今の俺はなにも分からない。
いつもの朝がやってくる。
俺は、熊谷 頼。
高校2年生。
(今日も学校か。)
皆は学校に行きたくないと思うが、むしろ俺は行きたい。
なぜなら、蜜といられるから。
蜜は、俺の幼なじみの美園 蜜。
蜜とは、小さい頃から一緒。
で、物心ついたときから俺は蜜のことが好きだ。
多分、蜜は気づいてないんだろうな。
ほんと鈍感すぎ。
俺は、成績も良ければ、運動神経もいいから上の学校には簡単に行けた。
だけど、蜜とは離れたくないが為に蜜と同じ下の学校に進学した。
俺はすぐにベッドから出て制服に着替える。
今日から夏の制服だけど、男子は対して冬と変わらない。
鞄を持ち、リビングに行って朝食を食べてから家を出る。
慣れている道を歩いてると前には大好きな人が歩いていた。
「おはよ、蜜」
「おはよう、頼」
「蜜、夏の制服も似合ってるじゃん」
「まぁ、制服で選んだようなもんだしね」
って言いながら笑ってる。
(笑ってる顔、本当に可愛すぎる。)
色々考えていると、俺は突然、
「可愛いじゃん」
と、言っていた。
(俺、何急に言ってるんだよ。絶対、変に思われたじゃん、。)
「なに急に。頼、熱でも出たの?でも、頼もやっぱり夏服も似合ってるよ」
(え、今なんて?蜜の口から似合ってる?)
「そ、そーか?」
「うん、カッコイイ」
蜜の口からカッコイイって言われると頬が緩んでしまう。
俺どんだけ蜜のこと好きなんだよ。
「...なぁ」
早く自分のものにしたい。
「んー...?」
先に歩く蜜が後ろを振り向き止まる。
「...」
「頼どーしたの?」
「...、いや、なんでもねぇ...」
自分のものにしたい一心で通学途中で告るつもりだった。
でも、蜜ともう少し普通の関係でいたいから言いかけたがやめた。
「...?そっか。あっ、時間!」
蜜との時間が良すぎて学校なんて忘れてた。
「ヤベっ。走らないとだぞ!」
俺は咄嗟に蜜の手を掴み、学校まで走った。
教室に着いて席に着くと優人が来た。
鈴木 優人。
優人も俺と蜜の幼なじみ。
優人も運動神経抜群でそこそこ頭が良くて、かなりモテる奴だ。
絶対にスポーツ推薦もらってるはずなのになんで俺達と同じ学校?
まさか...な...。
「おぉ、優人おはよ」
俺は明るく挨拶する。
「おっ、頼おはよ。ってかさ、今日から夏服なのか。みーつ、可愛いじゃん」
え、優人は蜜が好きなのか?
もし、優人までもが蜜を好きだったら...。
蜜はどっちを選ぶ?
モヤモヤした気持ちで1時間目の授業を受けていると蜜が指されたのを俺は後から見る。
蜜は必死に無理だと先生に言ってる。
(やっぱり、可愛いな、蜜。)
慌ててる蜜の後ろ姿を見つめ、ついつい心の底で笑ってしまう。
「無理って...1時間目からぼーってして、熊谷と鈴木に可愛いって言われて浮かれてるからだろ?」
(なんで俺と優人が巻き込まれてるんだよ。しかも、なんで先生知ってるんだ。)
「はぁ、じゃあ、美園は分からないみたいだから特別課題を出すとして、この問題を...熊谷にお願いするか」
俺かーい。
まぁ、蜜の為にやろう。
俺は前に出て問題を解く。
(これ、簡単だ。)
先生と秋菜が言い合ってる間に終わった。
「先生、出来ました」
「熊谷、正解だ。さすがイケメンだな」
先生に言われるより蜜に言われたい。
問題を解き終えて席に戻る時に蜜の耳元で、
「ドンマイだな」
と、言うと蜜は涙目で俺を見てきた。
(そんな姿でさえも愛しさを覚える。)
俺、変態で異常だな。
そんな自分に笑ってしまう。
放課後になり、俺は帰る支度をしていた。
今日1日も、もう終わりだ。
この2人といるといつも1日の時間があっという間すぎる。
俺は支度が終わり、前の席にいる蜜に声をかける。
「蜜、帰れるか?」
「うん、終わったから帰れるよ」
「じゃあ、帰るか。蜜、特別課題やらないとだろ?」
特別課題という単語を出した瞬間、蜜の顔は強ばった。
(あっ、これは忘れてたな。)
「教えてあげるから帰って課題やろ」
教えてあげると言うと、蜜の顔は笑顔を取り戻し、万円な笑顔でお礼を言われた。
2人で課題をやると約束をしているうちに支度を終えた優人が近づいてきた。
「そこでイチャるな。さっさと帰るぞ!」
(蜜とイチャイチャ出来るならしたいくらいだわ。)
心の中で優人にツッコミ、先に歩いて行った優人の背中を追いかけ蜜と走った。
蜜を手に入れたいが、3人での生活もなくしたくない。
ーだけど、それは難しいことを今の俺はなにも分からない。