Hate The Boy~男嫌い~
そしたらユキは真顔になって、
頷いた。
「なぁー、ユキさ友達になんのは
いいんだけど。その黄色い声やめてくんね?」
って、あたしは男ぽく
ヤンキーっぽい
口調でいった。
ユキの目は点になってるし。笑
「え?あなた誰?」
「舞に決まってんだろ。」
「いやっ。別人すぎじゃあ、
ありませんこと?」
なんだこいつ。いきなり
お嬢様系口調になったし。
可哀想だし、説明してあげよ。
「あのねー。ユキ。
これが本当のあたし。
で、クラスとかパブリック
では猫被ってれるだけってこと。
お分かり?」
・・・・・・・・・・・・・
「あっ。そうか!理解したぁー」
「ユキ、お前理解力あんな。
で、これあたしらだけの秘密だから。」
これで、成立っとね。
まじ、ユキに理解力あって良かった。
じゃなかったら、今頃あたしは・・・・
説明するのに苦労してるだろうな。
ってかんじで、私はばらされるのがいやで、
ユキにはあまり人前でちょっかい
出せない。
まっ、良い友達だけどね。