失恋した直後のラインは甘い囁き
夕方まで彼は爆睡していた。


私はテレビの音量を下げてボーっと液晶画面を見ていた。


いつもなら明け方鍵を開ける音で私は目を覚ます。


そして彼に抱きつきキスをしてベッドへ。


疲れている彼は私を抱きしめながら眠る。


それが私にとって嬉しかった。


彼のぬくもりを感じながら一緒に眠る。


エッチは彼が目を覚めてからした。



どういう事?と問い詰めるべきか。


でも私にはそんな勇気はない。


どうか気のせいでありますように。


私は彼の背中を見ながら思った。
< 5 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop