皆で夏祭り!
なんだ?

竜夜は足を止めて、声の方へと目を凝らした。

「青春だね。」

いつの間にか追いついていた月華が竜夜の腕を掴んだ。

「なんだ?」

「私達もラブラブだもんねー」


そう言って、竜夜の腰にぎゅううっとしがみ付く。

「なっ…!おい離せ。」


「やだ~」


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