ダメな事ってわかってる
次の日
学校について私は目を疑った
机に落書きがされている 周りを見ると
1つの女子グループがこっちを見ながらクスクスと笑っていた
「あんたさぁ~最近よく塊人と喋ってるわねぇ?」
そう言ってきたのはクラスの支配人らしき存在の朱宇(あかね)だった
「え?うん。塊人がよくしゃべりかけてくれるから...」
「塊人があんたに?笑わせないでくれる?笑」
「別に笑わしてるつもりはないけど?笑」
私はムカついたから言い返してやった
後で思うとこれは大失敗だった 反論なんてしなけりゃよかった
朱宇率いるグループはその日から私をいじめた
*靴箱にゴミをつめる
*筆箱を隠す
*教室の扉を開けた瞬間クスクス笑われる
どれも当たり前すぎて私は何とも思わなかった
自分の席についてしまえば塊人と話せる
ずっと朱宇たちをスルーした
スルーすれば諦めてくれるだろう そう思っていた