あの日あなたに恋をして
愛の告白
私、高橋 舞(タカハシ マイ)

普通にビビリで不良と呼ばれる人たちが居る前を
通る事さえできません。

怖いでしょ?
いきなり何されるかわかんないから。


なのに…
ただ平和に暮らせてればよかったのに……


私はいつものように学校の帰りに親友の羽野 千夏(ハノ チカ)
とマックで語っていた。


するといかにも不良らしき人達が入ってきた。

「あの…ちょっといいかな?」


なんか怖い人が誰かに声かけてる…

可哀想にねー。


「あの??」


早く答えてあげればいいのに。

「舞?さっきから呼ばれてるよ??」


え?

「誰に?」


「そこの人に。」


横を向いて見ると…
さっきの怖い人がこっち見てる……
どうしたらいいのよ!!



「あの…なんですか?」

「ちょっとこっち来てくれないかな?」


えっっ!
なんで?どうして?
千夏!!助けてよー!

目で助けを求めても千夏はこのヤンキー君の
お連れの方と仲良く話している。

千夏ちょっとギャル系で人見知りもしないから
誰とでもすぐ仲良くなれる。


千夏と違って私は…
結構普通目お見た目に人見知りはする。

真逆なのになぜか仲がいい。


でなんで私がこのボスっぽいヤンキーに
連れていかれなきゃいけないのよ!!


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