葵寮へようこそ! ~♀×4 ♂×1~
結果、掛け布団下男が部屋を間違えていた。

掛(以下略)は荷物を取りに来た。

「ねえ、名前聞いてなかったよね。なんていう?」

「小泉・・・・・・真。ちなみに中1。」

「へ~。私は熊木ルイ、中1。」

「ふ~ん、興味ねぇ。」

「なに、それ。」

「興味ないもんは興味ねぇ。」

小泉真(中1)はぶっきらぼうに言う。ホントにムカツク性格だよね。

ん・・・・・・?

よく見ると、小(以下略)っていいカオしてる。

「俺の名前まで略すな。」

「じゃあ・・・・・・真で。」

「いいじゃん。じゃあ、寮の人にもそう読んでもらえば違和感ないっしょ?」

「ま、まあな・・・・・・。」

うは、赤くなってる~!

恥ずかしいだな?こいつめっ!

「じゃあ、真にけってぇ~!じゃあ後、私のことはル」

「クマ。決定。」

勝手に決めるなー!

クマとか・・・・・・クマとか・・・・・・

「クマをバカにするな。言っとくけど俺、クマ好きだからな。」

そんなかっこいいカオで言われると、うれしい・・・・・・。

クマ好きだからな・・・・・・とか

かわいい・・・・・・っ!
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