葵寮へようこそ! ~♀×4 ♂×1~
顔洗って

着がえながらパン食べて……

「いくぞ!」

まだ、パンが食べ終わっていなく、声がこもっちゃってる……

「行く……けど、せめてパン食べてから行こ……っておいっ!」

真はとっくに行ってしまっていた……

ばかぁぁぁぁ

行くなぁ……

私は真を追って、外に出る……

「おまえ置いていくわけないだろ。」

え……

とっくに行ってるかと思った……

「いっちゃったかと思った……」

すると、真は私の頭をポンッとたたいて、

「置いてくかよ……じゃあ……行くか……」

「うん……」

私達は手をつないで、学校へ向かったのだった……
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