葵寮へようこそ! ~♀×4 ♂×1~
するとするとすると……
超まじめな男子の一声で
『榎木かぁ、いいんじゃね?』
『榎木さんはまじめだから言いと思うよ~。』
『琴音ちゃんだったらいいアイデア出してくれそう!』
そんな声で40人+みほり(もうすぐ三十路・独身)の教室が、年末年始の都市にある某デパートのバーゲンでバカなほど超必死のおばちゃん達のように、にぎやかになった。
『どーしよー……』
後ろから、小声だが琴音の独り言が聞こえる。
とてもがつくほどあせっているよう。
『琴音さん、どうですか?』
頼まれたら断れない性格の琴音は、
『や……やります。』
あっけなくOKしてしまった。
その後、ため息をついた琴音なのであった。
『じゃあ、1人は琴音さんで決まりですね。』
みほり(29・三十路目の前にして独身)は、丸々とした〔文化祭〕という字の横に〔榎木琴音〕と名前を書いた。
超まじめな男子の一声で
『榎木かぁ、いいんじゃね?』
『榎木さんはまじめだから言いと思うよ~。』
『琴音ちゃんだったらいいアイデア出してくれそう!』
そんな声で40人+みほり(もうすぐ三十路・独身)の教室が、年末年始の都市にある某デパートのバーゲンでバカなほど超必死のおばちゃん達のように、にぎやかになった。
『どーしよー……』
後ろから、小声だが琴音の独り言が聞こえる。
とてもがつくほどあせっているよう。
『琴音さん、どうですか?』
頼まれたら断れない性格の琴音は、
『や……やります。』
あっけなくOKしてしまった。
その後、ため息をついた琴音なのであった。
『じゃあ、1人は琴音さんで決まりですね。』
みほり(29・三十路目の前にして独身)は、丸々とした〔文化祭〕という字の横に〔榎木琴音〕と名前を書いた。