葵寮へようこそ! ~♀×4 ♂×1~
「おはーーって・・・・・・お前、誰だよ?ココは俺の部屋だ。」

↑掛け布団下男が起きたときの言葉。

は?

「ココは私の部屋だよっ!201号室!」

「え?201号室?ここ、202号室じゃないのか?何かの間違いに決まってる。嘘つくな。」

よく見ると、窓の前に運動部の子が持ってそうなバックと旅行用バックがキレイにおいてある。几帳面なんだな、こいつ。

「201号室です!あんたは隣の部屋!」

「いや、ココは202号室だ。」

「201号室だよっ!」

「ぜーーったい202号室だ!!」

こいつ・・・・・・頑固やなー。

「あんた、A型でしょ?」

何聞いてんだよ、私。

「そうだけど・・・・・・それが何だ。」

「ププ・・・・・・それっぽっ・・・・・・。」

「お前は・・・・・・B型だろ。」

「わっ・・・・・・そうだよ。なんでわかった?」

「直感だ。そんな顔してる。」

「よく言われる。それよりも、ここマジで201号室だから。確かめてきてみ。ドアに201号室って書いてあるから。」

すると、掛け布団下男は早速ドアに向かっていった。

「あと、それと、私アンタの上思いっきり乗っちゃったから。そこんとこ、ヨロシクね。」

「え・・・・・・。いだぁぁーー!」

うわぁ・・・・・・。痛い光景~・・・・・・。

掛け布団下男は右腰を抑えながら、ヤバイ高さまでジャンプしてる。多分、天井ギリギリ届かないところに頭があるかな?
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