飛行機雲










「…ねえ巫女?」




私は今、授業をサボって、

巫女と屋上にきていた。




「ん?」



巫女は空を見つめながら返事をする。




私は巫女に、言わなきゃいけないことがあった。









「私ね、引っ越すんだ。」








私が悲しんでいたのは、

そのせいもあったんだ。














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