飛行機雲











修は、優しく私を包み込んだ。








「…ごめん。俺が泣くなんておかしいよな…。」



修はそう言って、笑った。






修だって泣いてるのに…



私を元気づけようとしてくれてるんだね。









「………愛…今日の午後6時。王丘高校で待ってる。」






修は突然そう言った。






王丘高校で……誰が…?




























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