飛行機雲






「はぁー…疲れたーーーっ」


今は昼休み。




昼食の定番スポットの屋上から、

昼食の菓子パンを落としそうになりながら、

私は疲れを思いっきりはきだした。




「翼くんのこと?」



…巫女ちゃん、鋭い。




だって…好きな人が近くにいて


緊張しないわけがないもん。



「だって~…緊張するんだもん~」



「私の席からもわかったよー!愛ちゃん、息してる?」


笑いをこらえている様に、

巫女ちゃんは言った。








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