17歳

小学生の時に
私は転校してきた。

誰も友達ができひんくて
いじめられていた。

「お前友達できひんくて可哀想やな〜」

クラスの男の子に
いつも言われていた。

言い返す事もできひんくて

泣くのも我慢してた。

泣いたらまた何か言われる…



その時「いって〜」
と言う男の子の声。

見ると女の子が
男の子達に向かって
何か投げていた。

そして女の子は
大きい声で

「この子私の友達やから!いじめたらいつでも私が出てくる事を忘れんなっ」

と言ってくれた。




その女の子がさやか。

その時から
さやかは私のヒーロー。

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