17歳
決心

また朝がやってくる。
今日はいつもより早く起きた。

部屋から出て、顔を洗う。

バシャ バシャ

気のせいかも知れないがいつもより多く洗ってる気がする。

鏡で自分の顔を見る。

泣きそうで不安そうで
情けない顔やな


はぁ〜
あかんあかん
頑張れ、私。


こうなったんも
私がずるいからやもんな

さやかは、もう私に喋りかけてくれへんかもしれん

嫌われたかもしれん…


それも私が悪いから
仕方ない


でも私にとって
さやかは大事な友達

それは変わらへん。

だから私はもう一度頑張ってみる事にした

まだ諦めへん

さやかの事も
アタルの事も…。

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