戯言スピーカー

私を変えた悲しい現実

あぁー今日も学校だ！
昨日みたいに遅刻しないようにしなきゃいけない！
急いで莉央との待ち合わせ場所に行った。
するとそこには、もう莉央がいた。
「ごめん莉央！待たせた？」
「ううん。別に・・・」
「え・・・莉央？」
今日、莉央の元気がない。何かあったのかな？私までテンション下がっちゃうなぁ〜・・・
「ま、まぁ学校行こっか！」
「・・・」
何も喋らない莉央。
こういう時は何か嫌なことがあったんだ。私が暗くしてちゃダメだ！
そういうのは莉央の親友の私が一番分かることだ。
「よし！学校行こう！」
莉央は一言も喋らなかったけど、学校に着いた。
同じクラスには陽生真もいるんだから！莉央もきっと明るくなってくれるはず！「急いでクラス行こう！陽生真も待ってるよ！」
「ごめん・・・先行って・・・」
え・・・どういう事・・・？
きっとなんかあったんだ・・・
陽生真にも会えないぐらい辛い事があったのかな・・・
「う、うん。分かった！先行って待ってるからね〜！ちゃんと来るんだぞ〜？」
と言って私は走ってクラスに向かった。
その時、莉央が何か喋った気がしたけど気にせずに走った。