バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
嫌いな数学の授業も楽しくて、にやける私を見て彩夏が呆れていが、華の幸せそうな顔を見て安心した。と言ってくれた。



啓太は相変わらず不満のようだ。




私は子供じゃないんだから、いつまでも心配しなくてもいいのに。



それが啓太の優しさだから、ありがとう。



啓太の気持ちは大切にするから。



私たちを見て彩夏が少し切ない顔をした。



彩夏は啓太が好き。



彩夏ごめん。



彩夏の気持ちが必ず啓太に届きますように、願わずにいれなかった。




恋する思いは切なくて、苦しくて、だけど暖かい。




誰かを愛する事が、幸せに繋がると信じたい。






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