バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
「たとえ本人たちがそれでよくても、世間は認めてくれないだろ。華は高校生で沢田は担任。もしばれたら、二人とも学校にいれないんたぜ。」



啓太の言葉に何も言い返せなかった。



「啓太と私で華を守ってあげようよ。幼馴染みの3人で小さい時から、助け合って来た。華の幸せは、私と啓太にとっても幸せなはずでしょ。」


彩夏ありがとう。



啓太は何も言わなかった。



「華、困った事があったら必ず相談すること。華は一人じゃないんだからな。」



啓太がそう言って、思い切り背中を叩いた。



啓太、彩夏、本当にありがとう。



啓太と彩夏の思いを無駄にしないように、私はかず君と夕顔と三人で必ず幸せになるから。




かず君と私の事がばれたら大変なことになる。




それだけは避けたい。








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