バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
その日、かず君に啓太と彩夏の話をすると、かず君は黙って私の話を聞いてくれた。



「私二人の思いを裏切らないように、かず君と夕顔と三人で幸せになりたい。」



泣いてる私をかず君が抱き締めた。



「華、必ずなろうな。華と夕顔と三人で絶対に幸せになるぞ!」



夕顔も仲間に入り三人で抱き締め合った。



幸せな時間が静かに過ぎて行く。




いつまでもこの幸せが続きますように。




これが夢なんかじゃないように、祈り続けた。




幸せに慣れてない私は、この幸せが怖かった。




絶対大丈夫だと、自分に言い聞かせた。







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