バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
父も母も華を気にいっているし、母親は俺が華を好きな事も知っている。



「華ちゃんが啓太のお嫁さんになって、二人で病院継いでくれるといいな。」



なんて言ってる。



俺は親父の後を継いで、医者になるつもりだ。



今まで必死に勉強を頑張って来た。



華との将来を考えていたから、遊ぶ事もしないで頑張ってここまで来た。



その未来に華がいないだなんて、涙が止まらない。



本当に情けない。



もっと早く思いを伝えて、華を俺のものにして置けば良かった。



こんな気持ちで勉強する気にもなれず、全てを投げ出したくなった。




この先、俺は何をしたらいいのか分からない。







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