バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
「かず君今日泊まってていい? 」



かず君が何も言わずに抱き締めてくれた。



早くかず君とずっと一緒にいたい。



二人で見つめ合っていると、かず君の携帯が鳴った。


かず君は中々出ようとしない。



「かず君携帯鳴ってるよ。」


誰なんだ、こんな遅くにと言って携帯に出た。



かず君の顔色が変わる。



「由美 。」



かず君の由美と言う声に私は固まってしまった。



今かず君と幸せを確かめ合っていたのに、どうして?



この不安は何。



身体中が震えた。



何かが起こりそうな気がしてならない。



かず君が声を荒らげた。



「由美今日は帰ってくれ。あまりにも突然過ぎるだろ。夕顔はもう寝てる。明日二人で会って話そう。」



由美さんが、突然マンションに来たの。




何で、なんの為に。




夕顔に会いたくて。




かず君と何を話す事があるのだろ。







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