バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
彩夏が肩を震わせ泣いていた。



私は涙も出ない。



彩夏に支えられ私は立っていた。



啓太がかず君を睨み付ける。




「沢田おまえは最低な奴だな。俺はおまえを許さない。華を又傷つけやがって、俺は子供だから、大人の都合なんてわからねぇし、分かりたくもねえよ。華は俺が守る。今度こそ離さねぇから、彩夏行くぞ。」



私はかず君を見ることも出来ず、彩夏と啓太に支えられ、かず君のマンションを出た。


私は自分のマンションには帰らず、彩夏の家に泊まった。




一人になりたくなかったけど、もう啓太に甘えたくなかった。




啓太をこれ以上苦しめたくない。




彩夏も辛いのにごめんなさい。




今の私は謝る事しか出来なかった。







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