バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

行動

啓太と彩夏が話すのを止めた。



「華ちゃん突然ごめんなさい。一輝から連絡が来て、夕顔が話せるようになったって聞いて、どうしても夕顔の顔を見たかったの。それと華ちゃんにお礼も言いたかったしね。」



啓太と彩夏は状況が掴めない様子だ。



「恵子オバサンはパパのお姉さんだよ。」



夕顔は嬉しいそうに恵子さんに駆け寄る。



恵子さんも優しい表情で夕顔を抱き締めた。



「夕顔良かったね。華ちゃんに会えて話せるようになったんだね。私嬉しくて、飛んで来ちゃった。」




「うん、ママもう何処にも行かないって約束した。夕顔のママは由美さんじゃないもん。夕顔由美さんに言うんだ。夕顔のママは絶対華ちゃん。パパの奥さんは華ちゃんだもん。」



私の顔は多分真っ赤。




夕顔ありがとう。




夕顔のママになれるように、頑張るからね。




もう怖いものなんてなかった。







< 192 / 338 >

この作品をシェア

pagetop