バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
それから暫くして恵子さんも帰って行った。



「急に静になったな。華も夕顔も疲れてないか。」



夕顔と顔を見合せ笑った。


「かず君心配性なんだから。」



「俺覚悟決めたから、由美の帰りが早まって明日になった。明日由美に俺の気持ちと、華と夕顔と三人で暮らす為に話し合うつもりだ。



「かず君私も由美さんに会いたい。会って自分の思いを伝えたい。」



「華大丈夫。 」



「一人じゃないから大丈夫。かず君頑張ろ。」



かず君と手を握り合った。


「パパ、ママとチューしてもいいよ。」



夕顔の言葉に慌て、かず君の手を離してしまった。



かず君の顔が赤い。



「ほらパパ早くママにチュー! 」



かず君が私を見つめて、唇に軽くキスをした。



やった!と大喜びの夕顔。


夕顔の目の前でかず君からの突然のキスに、私は固まったまま。




もう、恥ずかしすぎる。




でも、幸せで顔がにやけた。




絶対この幸せを守りたい。






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