バツ１子持ち、それでも先生が大好き！

久しぶりに帰ったマンション。



結局自分のマンションには帰らず、かず君のマンションに行く事にした。



夕顔が私の手を離そうとしないのだ。



かず君も私もそんな夕顔を見て、もう別々に暮らす事なんて出来なかった。



｢華、籍だけでも入れようか。ばれても夫婦だからと言い訳出来るし。｣



｢私もそう思った。でも後半年かず君の生徒でいたい。早くかず君の奥さんになりたいけど、かず君が最初言ってくれたように、高校を卒業してから、かず君と結婚したい。｣



｢分かった。俺もそれを望んでいる。後半年騙し通せるだろうか。華に辛い思いばかりさせてしまうな。｣



｢かず君そんな事ない。かず君と出逢えて良かった。かず君が先生で良かったっと本当に思ってる。ずっと一人ぼっちで寂しかった私の家族になってくれた。｣



家庭の暖かさを初めての知った。




3人で食べるご飯は美味しいし、夕顔がいると笑顔が耐えない。




本当に幸せだと感じた。