バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
今日の夕食は夕顔からのリクエストで、餃子を作ることにした。



夕顔と近くのスーパーに買い物に行き、カートを引きながら夕顔と餃子の材料をカゴに入れた。



明日の朝のパンを夕顔と見ていると、同じクラスの大野さんに会った。



「姫野さん妹がいたんだね。」



「違う。マ 。」


私は手で夕顔の口を塞いだ。



「そうなのよ。年の離れた妹だから可愛いくて仕方ないの。」



口を塞がれた夕顔がモガモガ言って、暴れていた。



「今はママって言っては駄目。好きな物買ってあげるから秘密にしようね。」



夕顔はコクりと頷いた。



大野さんと暫く話してから別れた。



「ママ約束まもったから、前からほしかったプーさんのぬいぐるみ買ってね。」


夕顔、忘れていなかったか。



5800円の大きなプーさんのぬいぐるみを買わされた。



大出費だ。




夕食は餃子とサラダとスープだけにしよう。







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