バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
「華まで泣いてどうするんだ。」



かず君が優しく抱き締めてくれた。



そこに夕顔が起きて来た。


「ママ又泣いてるの?」



私は夕顔の背の高さまでかがんだ。



「もう大丈夫だよ。ママ泣かないからね。」



「ママどこか痛い。夕顔がおまじないしてあげる。痛いの痛いのとんでけ!」



思い切り夕顔を抱き締めていた。



「ママくるちぃ!」



「ごめん夕顔、力入れ過ぎちゃったね。」



「ママあの人誰? 」



夕顔が母さんを指差した。



夕顔にはなんて紹介しようかな。


夕顔にとっておばあちゃんさんになるけど、どうみても若い過ぎる。



「夕顔ちゃんこんばんは。私は華のお母さんだから、夕顔のおばあちゃんだよ。」



夕顔が目を丸くしていた。



夕顔の目にもカオリさんはどうみても、綺麗なお姉さんにしか見えないはずだ。



「ママおばあちゃんじゃないよね?」



「見た目若いしね。でも私のお母さんだから、夕顔のおばあちゃんだよ。」



「うーん、そうなんだ。でもママの方が綺麗だよ。」



おせいじでもママは嬉しい。



夕顔には敵わない。







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