バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
かず君が華って呼んだ。



なんだか嬉しい。



かず君をここに置いてくのは寂しく感じた。



「かず君も一緒に夕顔ちゃんと三人で寝ようよ。そうしないと夕顔ちゃんに又叱られるよ。」



私はかず君の腕を引っ張る。



かず君何故か顔が赤い。



「華どうなっても知らないからな。」



それってどういう意味?



かず君と一緒に、夕顔ちゃんの眠るベッドに入った。



かず君は何故か、背中を向けたままだ。



夕顔ちゃんの寝顔と、かず君の大きい背中を見て、今日は一人じゃないから寂しくないと思った。




一人ぼっちの夜は大嫌いだった。




父さん、ごめん。




素直になれなくて、ごめんなさい。






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