バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
夕方田村先生から連絡が入り、待ち合わせをして夕食を食べた。



そして五人でエレクトリカルパレードを見た。



夕顔はかず君におんぶされ寝ていたのに、



パレードが始まると起きた。



興奮して喜んでる。



私はかず君の腕に手を絡める。



かず君と夕顔と見るパレードは、



今まで見た中で一番綺麗だった。



「かず君又家族が増えたら来ようね。」



『ああ、俺今夜も頑張るから覚悟しろよ。』



かず君こんなとこで恥ずかしいよぉ。



私たちの横にいる、田村先生と母がキスしてる。



「たーくんとカオリン、チュしてるよ。」



「しーっ!」



私が口に手をあてて言うと、かず君が私にチュとキスする。



夕顔が拗ねる。



「夕顔もチュする。」



私は夕顔のほっぺにキスをした。



『華俺にも。』



無理だよぉ。



「パパは駄目!」



かず君が泣き真似をすると、「仕方ないなぁ。ママパパにもチュしてあげて。」


するんですか?



この人混みの中で。






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