バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
一輝が笑い出した。



『娘と嫁に頑張れって言われたら、


頑張るしかないな。華今日は覚悟しとけよ!』



一輝がガッツポーズをした。



一輝本気なんだ。



10代でママになるのも悪くないかも。



クリスマスは田村先生と母を呼ぶことにした。



父とメアリーさんは海外に行くらしい。



父のとこに赤ちゃんが生まれ、



もしかしたら母も、そして私まで生んだらどうなる?


想像しただけで怖い。



私が三つ子みるみたいになるかも。



そんなの無理。



『華どうした?又百面相してるけど。』



「ねぇ田村先生とこ赤ちゃん出来たみたい? 」



『頑張ってるのにまだって言ってた。


華俺たちの方が先になるかもな。


田村には負けたくない。」


一輝子作りの勝負なんてしなくていいから。



あんまり頑張り過ぎてもさ。



とにかく自然に任せるしかないよ。



なのに一輝ったら、『今日は夕顔を早く寝かさないとな。


後夕食はうなぎにするぞ!』



何ゆえうなぎ?





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