バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
今日はクリスマスパーティーの準備で大忙し、



なのに母は夕顔と遊んでいるだけ、



一輝と勇人さんは仕事。



私は必死に料理の準備。



もう母さん手伝ってよ!



「華無理私何も出来ないもの。」



「じゃ邪魔だけはしないで。」


夕顔がクリスマスツリーに飾りつをしてる。



母はソファーで寝ている。


はぁ!ため息がでる。



でも寝てるから邪魔にはならない(笑)。



料理の準備も終わり、夕顔とケーキ作り。



夕顔の顔は真っ白。



大笑い大騒ぎでケーキを作る。



私と夕顔のはしゃぐ姿を母が見ていた。



とても優しい笑顔で。



「華は何でも出来るんだね。夕顔の本当のママみたいだよ。」



「夕顔のママは華ちゃんだもん。」



「そうだよ。私は夕顔のママだからね。」



私が夕顔を抱き上げた。



そんな私たちの姿を見て母が泣き出した。



「華ごめん。華を一人にしてごめん。」



「母さん私は今が幸せだからもういいの。


だから母さんも幸せになってね。」



号泣する母。



そこに一輝と勇人さんが帰って来た。





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