バツ1子持ち、それでも先生が大好き!

別れ

次の日啓太と一緒に登校した。



昇降口で彩夏が待っていた。



「おはよう華。良かったね元気になって、心配したんだからね。」



「ありがとう彩夏。又よろしくね。」



啓太と三人で教室に入る。


みんなが声をかけてくれるて嬉しい。



HRの時間沢田先生が教室に入って来た。



目が合ってしまい、急いで反らした。



「みんなおはよう。今日から姫野も復帰して、これで揃ったな。」



やっぱ沢田先生は大人だ。



私みたいにいつまでも引きづってないんだ。



沢田先生の笑顔が今日は辛い。



私は顔を上げる事が出来なかった。



一時間目の数学の授業も上の空。



何も聞かずひたすらノートにいたずら書きをしていた。



沢田先生が回って来たのにも気付かず、私は机にふさって寝ていた。







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