バツ1子持ち、それでも先生が大好き!
「華、元気ないけど大丈夫なの?沢田先生心配してたよ。」



「沢田先生が私の心配する訳ないよ。」



「華。」



「彩夏、華病み上がりだし疲れてるんだよ。沢田の奴心配し過ぎだな。華もう帰えろ。」



私は素直に頷いた。



「彩夏悪い。華と帰るから送ってやれねぇけど、気をつけて帰れよ。」



「分かってるよ。私は平気だよ。啓太、華頼むね。」



彩夏、私って最低だね。



彩夏が啓太の事好きなの知ってて、啓太を一人絞めしてる。


啓太の事好きじゃないのに、ただ寂しくて甘えてる私。



どんどん嫌な女になってく。



啓太何か言ってよ。



「華、何も心配するな。俺がずっとおまえの側にいてやる。おまえを守るから。」



啓太が私の肩を抱き、支えられて歩いた。




支えがないと歩けないなんて、本当に情けなかった。







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