ペットの猫とガラケーと

「きゃぁぁぁぁああああ!!!!!!!!」


悲鳴をあげて、私はさっきまでくるまっていた布団をかき寄せて顔を覆いながらベッドの端に移動した。


「…ッうるせーなー。朝っぱらからなんて声出してんだ」

「そんなことは服着てから言え!!不法侵入しておいて何をそんなに偉そーに!!」

「不法侵入……?お前が入れたんじゃねーか。服なんてあるわけねーし。」



……ワケワカンナイ。貴方誰!?何言ってんの!?てか服!!!
よりによってお母さんもう仕事行ってるし……


「あ」

「何!?」






「腹減った。」
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