七夕祭り
初夏
梅雨の時期も明け…
太陽が煌めく…夏のはじまり。
「あづいぃぃぃ…」
「女子なんだから、らしくしろよ…」
私、細川遥果
普通の女子高生…なんだけど。
お兄には、女子らしくしろと言われる毎日
「だって、暑いじゃん」
「もっとおしとやかにできないわけ?
…だから、彼氏できねぇんだよ」
「…そんなの、お兄に言われなくてもわかってるよ。
私に、彼氏が出来ることは無いって思うし。」
…そこだよ。
こんな考えだからできないんだ。
好きな人がいない訳じゃない…いるんだ。
それは、学校一かっこいい、幼馴染
最近は会ってないけど。
「颯月くんとは、仲良くないの?」
「今はクラス違うからね」
話す機会もない…くらい囲まれてるし。
本当は、私だって颯月の近くに行きたいよ
「…ってのんびりしてると、学校遅れるよ」
「え!?今何時!?…やばっ!急がなきゃ」
皆勤賞狙ってるのに…遅刻できないよ。
自転車で急いでいくと、前に人がいて昇降口に入れない。
「あの!…急いでるんで通してもらっていいですか 」
「…なに。…ん?遥果?」
「何で私の名前知って…って、颯月?」
「奇遇だな。…遅刻ギリだな。」
「お互いやばいんじゃないの?」
「…べつにぃ。俺は」
何よ、それ…でも、久しぶりに話せたかな。
「あと、…遥果、放課後クラスにいくから
話したいことあるし。待ってろよ」
「え?…あ、うん。」
太陽が煌めく…夏のはじまり。
「あづいぃぃぃ…」
「女子なんだから、らしくしろよ…」
私、細川遥果
普通の女子高生…なんだけど。
お兄には、女子らしくしろと言われる毎日
「だって、暑いじゃん」
「もっとおしとやかにできないわけ?
…だから、彼氏できねぇんだよ」
「…そんなの、お兄に言われなくてもわかってるよ。
私に、彼氏が出来ることは無いって思うし。」
…そこだよ。
こんな考えだからできないんだ。
好きな人がいない訳じゃない…いるんだ。
それは、学校一かっこいい、幼馴染
最近は会ってないけど。
「颯月くんとは、仲良くないの?」
「今はクラス違うからね」
話す機会もない…くらい囲まれてるし。
本当は、私だって颯月の近くに行きたいよ
「…ってのんびりしてると、学校遅れるよ」
「え!?今何時!?…やばっ!急がなきゃ」
皆勤賞狙ってるのに…遅刻できないよ。
自転車で急いでいくと、前に人がいて昇降口に入れない。
「あの!…急いでるんで通してもらっていいですか 」
「…なに。…ん?遥果?」
「何で私の名前知って…って、颯月?」
「奇遇だな。…遅刻ギリだな。」
「お互いやばいんじゃないの?」
「…べつにぃ。俺は」
何よ、それ…でも、久しぶりに話せたかな。
「あと、…遥果、放課後クラスにいくから
話したいことあるし。待ってろよ」
「え?…あ、うん。」
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